東徳島医療センターと徳島文理大学との専門的薬剤師養成の連携と協力に関する協定について

東徳島医療センター 薬剤科長

 

 平成26年12月19日午後2時から、当院会議室において、徳島文理大学より学長をはじめ薬学部長、担当教授の3名の関係者が参加され、当院から院長、副院長、薬剤科長が参加し徳島新聞社同席のもと、徳島文理大学と当院で密接な連携を図り、地域における薬剤師養成の拠点機関として、高度化する医療に対応できる専門的薬剤師及びチーム医療に貢献する臨床能力に優れた薬剤師の養成を目的とするために、協定を締結しました。

 

連携協定の内容は次のとおりです。

  1. 専門的薬剤師の養成に関すること。
  2. 両機関が有する知的資源、人的資源及び物的資源の活用に関すること。
  3. 両機関が共同で実施する研究に関すること。
  4. その他前条の目的を達成するために必要な事項に関すること。

 この連携協定の締結により、薬学部の学生及び教員は医療現場で薬剤師の実務を研修することが可能になり、現場薬剤師の役割や臨床薬学について学び、より臨床に強い薬剤師を育成する教育が実践できます。一方、医療現場では、医薬品の適正使用のため、疾患と薬を専門的に熟知した専門薬剤師(例、がん専門、感染制御専門、NST専門、妊婦・授乳婦専門など)を養成するようになっており、この専門薬剤師の養成には、最新の機器を使っての研究が必要となることもあるため大学との共同研究が行えます。また、薬剤師に限らず医師・看護師など医療現場で見出された課題は、大学の専門教員と共同して解決できる体制が整います。

 今後も、患者様のため、また地域医療の発展のために、薬剤師のレベルアップに当院は貢献していきたいと考えています。

以上 

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