会長あいさつ

就任のごあいさつ

中国四国地区国立病院薬剤師会
会長  橋本 修

 

hashimoto

平成28年4月16日に開催された中国四国地区国立病院薬剤師会総会において会長に任命されました浜田医療センター橋本 修です。
 これまで長く薬剤師会役員として関わってまいりましたが、今後は会員の先生方のご支援、ご協力をいただきながら会長としての職責を果たしてゆく所存です。
 現在、急激な高齢社会、あるいは地方都市の人口減少を迎え、医療機関は機能分化や在宅医療との連携を推進し、地域のニーズに上手く適応できなければ生き残ることが出来ない時代となりました。平成27年度中国四国グループ各施設の経営状況を見ましても、すべての施設において慎重かつ苦渋な舵取りを強いられていることがわかります。
 そして、薬剤師である私達にとりましても非常に大切な時期が続いています。さらなるチーム医療の推進が求められている中、中医協の検証調査ではとりわけ病棟薬剤師の参画が確実に医療の質向上と安全確保に貢献することが証明されつつあります。これまで以上に個々の薬剤師としての力量が問われることになります。専門職としての資質を向上させるには他の医療スタッフのみならず患者からも評価される客観的な臨床上の成果を日々積み重ねてゆくしかありません。
 また、先に述べましたように厳しい状況に置かれた病院経営にも目を向けていかなければなりません。薬剤部(科)スタッフ全員が共通認識をもち、診療報酬への貢献と費用削減に努めていきたいところです。
 現在多くの国立病院薬剤部(科)では経験の浅い若手薬剤師を多数抱え、歪な年齢構成比を示しています。この現状は致し方ないところではありますが、新人の育成、メンタル面のフォロー、そして全体の医療安全にはなお一層注力していく必要があります。
 多くの課題と正念場を迎えている当薬剤師会ではありますが、一方、これまで医薬分業以後20年以上にわたり、諸先輩方が築いてこられた様々な新規薬剤師業務は着実に実を結び、医療スタッフや国民からの信頼は確実に高まってきていることも事実です。当薬剤師会では会員のスキルアップや、交流に少しでも役立つ活動を再点検しつつ、各部会・研究会からの情報発信、そして研修・研究会の企画・運営を今後も展開してまいります。
 この歴史ある薬剤師会が、末永く後世の若人に継承されるものとなりますよう、副会長、役員をはじめ会員の先生方と悩み、ともに考えながら発展させてゆきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。